祈り、ともに暮らすもの。 豊かな自然と伝統が息づく地、遠野。ここでは長い間、馬と人がともに暮らす生活が営まれてきました。 そうした遠野の暮らしから生まれたのが“馬っこ”。生命の宿る藁でつくった馬に五穀豊穣を祈願する。生活をともにする馬は、時に祈りの対象でもあったのです。 ともに暮らし、祈る遠野の馬文化と手仕事の継承と発展を目指して。わたしたちは、馬っこの物語をつなぐ新たなブランドを立ち上げました。目に見えない力とともに。“ノ馬”はじまります。 CONCEPT MOVIE 遠野と馬 岩手を縦断する北上山地の中南部に位置する、岩手県遠野市。県内有数の馬産地として栄えるこのまちでは独自の馬文化が発展してきました。 田畑を耕す「馬耕」や物資を運ぶ「駄賃付け」、山に入り、伐採した木々を運ぶ「地駄引き」。人と馬がひとつ屋根の下で暮らす「南部曲り家」。馬と娘の悲恋譚として語り継がれる物語「オシラサマ」。 市内に多数存在する、馬産の神を祀った「駒形神社」や五穀豊穣を祈願する伝統行事「馬っこつなぎ」も遠野の馬文化の象徴です。 仕事や住まい、民話、信仰。多くの時間をともに過ごし、とても大切な存在として扱われてきた、馬。 その精神は今なお受け継がれ遠野には、馬と生きる暮らしが息づいています。 Line up 馬っこは、梅雨から夏にかけて湿気で藁がカビてしまうため、冬のあいだの手仕事として続いてきました。 「ノ馬」もまた、それに合わせて毎年10月中旬から5月中旬までの制作・販売となります。 Standard Line 藁の風合いを引き立てる色味の糸を使った「ノ馬」のスタンダード。 勢いよく上を向いた尻尾は、生命力の象徴。 カラーはそれぞれ春・秋・冬を表した3種類。 サイズは大・中・小の3パターン。 新しい遠野のお土産です。 Color 萌黄色 橙色 薄墨色 Original Line 荒川駒形神社 御守り 馬産の神を祀る、遠野市附馬牛町・荒川駒形神社の御守りとして祈祷を受けた「ノ馬」のオリジナル。人の暮らしに寄り添い、信仰の対象や神々の乗り物としても重宝されてきた馬。暮らしの中でもっとも身近な御守りとして、大切にお持ちください。 ※オリジナルラインは、荒川駒形神社(委託販売所の吉田理髪店)のみでの販売となります。詳しくは「Shop」をご確認ください。 荒川駒形神社 遠野市附馬牛にあり、国の重要文化的景観に選定されている荒川高原に向かう道中に位置する。阿曽沼氏の家臣が馬産の神を祀ったことに始まり、そのむかし、この神社の前を通って小国や宮古方面へ向かうときは、乗馬者は必ず下馬して礼拝したといわれる。いまも境内には奉納された絵馬が数多く残り、毎年旧暦4月8日は馬や牛の健康、子孫繁栄、五穀豊穣などを祈願する例大祭が行われる。 所在地:遠野市附馬牛町上附馬牛14 Shop Original Line 荒川駒形神社 御守り ・吉田理髪店(荒川駒形神社御礼委託販売所) 遠野市附馬牛町上附馬牛13-28-1 ※荒川駒形神社は社務所不在のため、吉田理髪店様宅に御守りおよび御礼の頒布依頼をしております。 お求めの方はこちらでお受けいただきますようよろしくお願いいたします。 Online store TONO MADEオンラインストアにて販売しています。